07/01/19 00:50:42
昨年の韓国映画の輸出額、2451万ドルで6割減
【ソウル18日聯合】昨年は韓国映画の輸出額が、前年に比べ68.0%減少した。
映画振興委員会が18日に発表した2006年韓国映画産業決算によると、昨年の韓国映画輸出額は
2451万ドルで、前年の3分の1にも及ばなかった。輸出本数は208本で前年の202本からほぼ
横ばいだったが、輸出単価は大幅に下落した。2005年は1本当たりの輸出価格が37万6000ドル
だったのが、昨年は11万7000ドルで約3分の1に下がった。
輸出先別にみると、タイを除くすべての国・地域に対する輸出額が減少し、アジア地域向けの輸出が
占める割合も昨年初めて低下した。中でも日本向け輸出が前年比82.2%の減額となった。委員会は、
日本で公開された韓国映画が相次いで興行に失敗したことに加え、著作権に対する韓日の認識や取引慣行
の違いが輸出額の激減につながったとの見方を示している。
一方、韓国人の年間映画鑑賞本数は3.4本だった。米国の5~6本、豪州の4~5本よりは少ないが、
フランスやスペインの3~4本とほぼ同じ水準だ。ソウル地域の観客数は5047万人で、このうち韓国
映画を見た観客は3044万人だった。また、ソウル地域では韓国映画のシェアが60.3%に達し、
委員会がソウル地域の統計を取り始めた1999年以来初めて60%を超えた。
1本当たりの制作費は40.2億ウォンだった。このうち、マーケティング費用が2.9億ウォン増え、
マーケティング面で競争が激化したことが明らかになった。
委員会は、韓国の映画産業は昨年量的な成長を遂げたが、収益面では悪化したと分析している。
ソース 聯合ニュース
URLリンク(japanese.yna.co.kr)