07/01/17 22:54:21
マスコミの政府批判に盧大統領「記者たちの談合の産物」
盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領は16日、国務会議で近く発表される政府政策について、政界
とマスコミが「大統領選用」と批判していることに対し、不快感を表明した。また、こうした
報道が各マスコミから相次いでいるのは「記者たちの談合の産物」という内容の発言をした。
◆「“大統領選用”が心を乱す」
盧大統領は「最近、テレビでは『大祚栄（テジョヨン）』という時代劇が放送されているが、
韓国の政界には“大選用（テソンヨン＝大統領選用）”という人が現れ、心を乱している」と
述べた。そして「おそらく、わたしたちが行う政策にはすべて“大統領選用”というレッテル
を付け、ひぼう中傷している。国民は鏡を通じて初めて政府を見ることができるのに、その
鏡に色が塗られ、ゆがんでいる」と語った。
盧大統領は「何人かの記者は引きこもって記事の流れを主導し…報道資料を加工し、
作り上げていき、談合し…」と述べ、こうした構造について国内外の事例を調査し、報告
するよう国政広報処長に指示した。
盧大統領はそう述べながら、二つの記事を例に挙げた。一つは13日の朝刊紙に掲載
された「統一部、南北首脳会談を今年推進」という記事。これは統一部政策総括チームが
今年の業務方向をまとめた内部資料を基に書かれた記事だった。資料には「北の核の
状況が長期にわたりこう着状態となった場合は、突破口を開くため高官クラスの特使を
派遣するなど、南北最高当局者レベルの接触を推進する」と書かれている。ところが
盧大統領は「ありもしない（南北）首脳会談まで出し、“あれは大統領選用ではないのか”
とせき立てうんぬんしている」と話した。
しかし、年頭から宋旻淳（ソン・ミンスン）外交部長官や李在禎（イ・ジェジョン）統一部
長官が南北首脳会談の可能性について言及し続けたり、統一部資料に載っていたりした
ものを、記者たちが記事にしないということはあり得ないことだ。
また盧大統領は、保健福祉部が発表した「国民健康増進計画」に財源の準備計画が
ないという16日付の各紙の批判記事を問題視し、「本当に情けないこと。記者室という
のはこうした記事を画一化するという副作用がある」と述べた。
▲ソース：朝鮮日報（日本語） 2007-01-17 08:41
URLﾘﾝｸ(japanese.chosun.com)
■画像
URLﾘﾝｸ(japanese.chosun.com)