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【上海16日共同】中国は、日本の東北新幹線「はやて」をベースにした列車(通称「弾丸」)を、
2月3日からの春節(旧正月)帰省客のための在来線臨時ダイヤで、初めて営業運転に
投入する。中国メディアが16日報じた。
中国の在来線高速化プロジェクトで川崎重工業など日本企業連合が2004年に受注した
60編成の一部。4月18日に正式に通常ダイヤに組み込まれる。
上海鉄道局関係者らによると、春節臨時ダイヤで運行するのは、上海―南京(江蘇省)のほか、
上海―杭州(浙江省)、武漢(湖北省)―北京などの区間。時速160キロでの走行となるが、
4月のダイヤ改正では時速200―250キロで運転、北京―上海間は約2時間短縮され、
約10時間となる。
春節ダイヤでの運転に備え、はやて型の列車六編成(1編成は8両)が14日に上海に到着し、
走行テストを開始。20、21日には上海―杭州、上海―南京の両区間で鉄道局関係者を
乗せた試運転を実施し、28日には一般向けの試運転を行う予定だ。
日本企業連合は3編成の完成車両を納入したが、残り57編成は提携先の「南車四方機車車両」
(山東省青島)が、日本側からの部品や技術提供により生産。昨年秋から北京郊外や
青島などで試運転が行われていた。 (21:03)
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