07/01/13 11:50:34
(写真:杉田勝美部長(左)から人命救助の表彰状と記念の盾を受ける宮崎克司船長)
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境海上保安部(杉田勝美部長)は12日、境港を母港とする水産庁漁業取締船「はやま」の
宮崎克司船長(48)船長をはじめ乗組員17人を人命救助で表彰した。
宮崎船長などは昨年12月25日、島根県隠岐の島町の白島埼の北北西約81キロの日韓
暫定水域で取締中、韓国のカニかご漁船「101ドンフン」が火災で炎上しているのを発見。
脱出して海上のブイにしがみついていた乗組員9人全員を救命ボートで無事に救助した。
表彰式は境港市昭和町の同部であり、杉田部長が表彰状を読み上げ、宮崎船長に記念の
盾を手渡し、懇談した。
杉田部長は「ライフジャケットを着けずブイにつかまっている漁船員たちと、炎上する漁船の
写真が強く印象に残る。皆さんの活躍で全員を救助できた」と功績をたたえた。宮崎船長は
「人命優先で当然のことをしただけ。水温は13・5度と低く、間に合ってよかった」と話した。
また、同部は、韓国海洋警察庁庁官が救助活動に対して深く感謝し、お礼の文書を火災の
当日、海上保安庁と水産庁あてに送ったことも公表した。
ソース:山陰中央新報
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