07/01/13 02:42:12
【大紀元日本1月12日】中国人民解放軍の軍需庫に保管されていた、戦闘機、戦車、
装甲車、小銃、戦略用燃料、大量の野戦ベッド、軍靴などの軍需物資が、忽然と
「消えて」転売されていた事実が判明した。
調査チームの報告では、上述の五大軍需庫における横領は、軍、地方政府、企業が
癒着結託した結果で、監督管理が長期にわたってなされず、保管制度が「なし崩し」に
なった後に発生した。
報告ではまた、問題が早くも2000年から発生し、軍装備部が後送処分として報告した
航空機をアルミニウム合金として企業に転売、小銃までもが市場に出回っていた。
①「ミグ15戦闘機」360機が、アルミニウム合金として密売
陜西省寶?の軍需庫に保管されていた後送処分の「ミグ15戦闘機」385機は、目下
25機しかなく、これは2000年に航空学校が装備品を更新したために後送処分したものだ。
残りの戦闘機360機は、アルミニウム合金として密売され、転売記録は全て焼却されていた。
戦闘機1機の製造コストは、250-300万人民元だが、アルミニウム合金として僅か1万5000
元で転売された。
②戦車1800両余りが、分解され密売
四川省南充の軍需庫に保管されていた40-50年代・ソ連製「T-48」戦車、国産ライセンス
生産「T-50」戦車、装甲車、合わせて1800両余りが、分解され密売されていた。96年以来、
地上戦力の装備は毎年のように更新され、廃棄処分となった戦車、装甲車、軍用トラックは
1200両を数え、そのうちの約50%は、四川省南充の軍需庫に保管されていた。毎年のように
装備品が処分され、それにより関係者の私腹が肥やされていた。分解された戦車、装甲車の
モーター部分は、一台につき一万元で密売され、分解された鉄鋼板は製鉄会社に転売されて
いた。2005年に後送処分となった「T-55」戦車700両は、すべて「消失」していた。その一部は、
南アジア、東南アジアにすでに売却されたものとみられる。
以下略
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