07/01/11 00:13:44
中国人の男と日本人の女による偽装結婚事件を捜査していた藤枝署と県警外国人
犯罪対策課は10日、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで、偽装結婚の当事者と
あっせんブローカーとみられる中国人と日本人計4人を逮捕した。
逮捕されたのは、中国国籍、静岡市葵区栄町、職業不詳の容疑者(27)、静岡市
葵区安西、飲食店経営の容疑者(51)、中国国籍、静岡市葵区安東、輸出業手伝いの
容疑者(25)、静岡市葵区天王町、介護職員の容疑者(31)。
調べでは、職業不祥、飲食店経営の両容疑者は、介護職員の容疑者に対して、
現金二百数十万円の報酬を支払う約束をして、輸出業手伝いの容疑者との偽装結婚を
持ちかけた。4人は共謀したうえで平成16年3月3日、静岡市静岡総合事務所(現・
静岡市葵区役所)に、輸出業手伝い、介護職員の両容疑者の婚姻届を提出し、
介護職員の容疑者の戸籍簿原本に不実の記載を行った疑い。
輸出業手伝い、介護職員の容疑者の間には結婚生活の実態は全くなかったという。
職業不祥の容疑者は容疑を否認し、ほかの3容疑者は認めているという。
職業不祥の容疑者は昨年9月、藤枝署が連続空き巣事件の容疑者として逮捕した
中国人窃盗団のメンバーの1人。同事件を捜査する過程で偽装結婚の容疑が浮かんだ。
同署は余罪や資金の流れなど、偽装結婚事件の組織実態の全容解明を目指す方針。
男は窃盗団の一員 ブローカー2人が介在
逮捕された4人のうちの1人、輸出業手伝いの容疑者は中国人窃盗団のメンバー。
日本に長期在留するため、偽装結婚したらしい。昨年4月以降、県内全域で発生した
「サムターン回し」などの手口による空き巣事件約250件に関与したとみられている。
外国人男性と日本人女性との偽装結婚事件の摘発は全国的にも珍しいという。
調べでは、日本人の配偶者としての在留資格を得たい輸出業手伝いの容疑者と、
自己破産し、生活資金に困っていた介護職員の容疑者を結び付けたのがブローカーの
職業不祥、飲食店経営の容疑者とみられている。介護職員の容疑者は勤務先で
飲食店経営の容疑者から「もうけ話がある」などと声を掛けられ、職業不祥の容疑者を
介して輸出業手伝いの容疑者と偽装結婚したという。約束した報酬は二百数十万円で、
このうちの一部が入籍時や誕生日に介護職員の容疑者に支払われていたという。
これまでの偽装結婚は外国人女性が「日本人の配偶者」としての在留資格で日本
国内の飲食店や風俗店などで働くため、金に困っている日本人男性と偽装結婚する
ケースが多かったが、今回は逆のパターンとなった。捜査関係者は「日本人の女性が
戸籍を売って、結果的に外国人の犯罪の手助けをする時代になってしまうとは」と
話していた。
ソース(静岡新聞・静岡放送)
URLリンク(www.digisbs.com)
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