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■重要犯罪:外国人の4分の1が「リピーター」
殺人などの重要犯罪で02年から3年間に警視庁に逮捕・検挙された外国人計80人のうち、
20人が一度何らかの犯罪を起こし強制退去された後に、偽造旅券などで不法に再入国した
「リピーター」だったことが同庁組織犯罪対策2課の調べで分かった。東京都品川区の女性
殺害事件で9日殺人容疑などで逮捕された韓国籍で職業不詳、金相浩(キムサンホ)容疑者(47)も、
かつて強制退去になっており、改めて水際対策の重要性がクローズアップされた。
同課によると、02年10月~05年9月までの3年間に扱った殺人、強盗、放火、強姦(ごうかん)、
強制わいせつ、誘拐の重要犯罪で逮捕・検挙された計80人の外国人のうち、20人がいったん
強制退去された後に、再び入国したリピーターだった。懲役1年以上の判決を受けた場合、
出入国管理法により日本には無期限に入国できないにもかかわらず、偽造旅券を使ったり、
密入国によって再入国し犯罪を繰り返していた。
東京都品川区のアルバイト、富士原光代さん(当時69歳)が04年4月に自宅で殺害された事件で
逮捕された金容疑者は、殺害事件の1年前の03年4月に窃盗容疑などで逮捕され、懲役3年、
執行猶予5年の有罪判決を受け、強制退去処分になった。しかし、生年月日を偽って旅券を申請し、
04年3月と4月の2度にわたり入国し、殺害の2日後には韓国へ戻った。【鈴木泰広、川上晃弘】
毎日新聞 2007年1月10日 3時00分
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