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【写真】T-50
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昨年5月5日のこどもの日、水原の飛行場で空軍の特殊飛行チーム「ブラック・イーグルス」の故・キム・ドヒョン
少領が操縦していたA-37型機が、観客席前方の滑走路に墜落。キム少領は死亡したものの、1300人余の見物
客はみな無事だった。
この事故で、キム少領は最後の瞬間まで操縦桿(そうじゅうかん)を離さなかったことが分かっており、多くの国
民に感動を与えた。当時A-37の墜落は、機体の老朽化に伴うエンジン停止が事故の原因だった。
ブラック・イーグルスのA-37は、数多くの航空ショーで華麗な演技を披露してきたものの、機体は1976年製で導
入からすでに30年以上経っていた。
こうした中、ブラック・イーグルスの主力機種が2009年頃を目処に最新型の国産超音速高等訓練機「T-50(ゴー
ルデン・イーグル)」に変更されることになった。
これについて、軍の消息筋は8日、「ブラック・イーグルスの機種は古くて危険で、国家の威信に関わるとの指摘
もあったことから、ブラック・イーグルス用のT-50を10機確保することにした。最近、正式採用に向けた提案が合同
参謀本部と空軍から持ち上がったことで、導入に向け動き出した」と話した。
T-50は、韓国航空宇宙産業(KAI)が米国ロッキード・マーチン社と共同開発したもので、2005年から量産されて
おり、11年までに90機余が空軍に引き渡される予定だ。
また、米国やアラブ首長国連邦(UAE)向けの輸出も進められている。T-50は、全長13.4メートル、幅9.45メートル、
最高速度マッハ1.5、離陸重量は13,454キロを誇る。
1967年から活動し始めたブラック・イーグルスは、94年に6機のA-37で再創設。さまざまな大型イベントで航空ショー
を披露している。所属のパイロットたちはすべて飛行時間1000時間以上のベテランだ。
このほか、国家の威信に掛かった特殊飛行チームは、米国、ロシア、日本、台湾などにも存在しており、それぞれ
国産の航空機を主力機種として使用している。
ユ・ヨンウォン記者
ソース:朝鮮日報
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