07/01/06 16:19:36
佐賀県内に…
早稲田大学の創設者・大隈重信の出身地、佐賀県内に早大傘下の
中高一貫校を設立する計画が進んでいることが、分かった。
早大関係者やOBらが学校法人の設立を準備しており、建設地は唐津市が最有力。
校名は「大隈記念・早稲田佐賀学院」となる予定で、早大が一定の卒業生を受け入れる系列校として、
二〇〇九年四月の開校を目指す。
早大傘下の中学、高校は九州では初めてとなる。
アジア各国に近い地理的特性を生かし、中国や韓国からの留学生受け入れも検討している。
早大は今年、創立百二十五周年を迎えることから、昨年十二月には佐賀県と
「協働連携に関する基本協定」を締結。人材育成や研究について包括的に協力する態勢を整えた。
これと並行して、早大教授やOBの政治家、元早大総長ら有志が中心となって
中高一貫校設立を計画。五日、設立準備財団発起人会の初会合を東京で開いた。
関係者によると、発起人会は、近く設立準備財団を立ち上げた後、学校法人を設立。
これを受け、早大側は新設校を系列校とするかどうかなどを正式に学内で審議する見通しだ。
学校建設や運営に早大は直接かかわらず、新たにつくる学校法人が行う。
建設予定地決定に向けて、有志らは既に佐賀県内の六市町を視察。
大隈重信の生家が残る佐賀市なども検討したが、最終的には
JRや地下鉄で福岡空港と直結している立地の良さなどから、唐津市が最有力となった。
白井克彦・早大総長も現地に足を運んでいる。
一貫校で学ぶ六年間のうちに一年間は周辺国へ留学するなど、
国際感覚を備えた人材の育成を目指す、としている。
ソース 東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)