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【国内/東京】学びあって日中共存 立川の都営住宅~ベランダの排水口を便所と思い込んで使っていた人もいた[01/05] - 暇つぶし2ch1:カイワレ大根φ ★
07/01/06 00:20:10
学びあって日中共存 立川の都営住宅

 立川市北西部にある都営住宅「立川松中アパート」(通称・松中団地)は、全世帯の1割が中国籍の人たちだ。
5年ほど前から急増し、同時にごみの捨て方など日常生活のトラブルが目立ち始めた。自治会の人たちを中心に、
言葉の壁を乗り越えようと苦労を重ね、日本語教室や交流会で互いの距離を縮めてきた。今では、高齢者が
多くなった団地自治の担い手として、若くして入居する中国籍の人たちへの期待が生まれている。 (須藤龍也)

 松中団地自治会が昨年6月に調査したところ、1232世帯の1割、126世帯が中国籍の人たちだった。
調査を始めた5年前の約40世帯から、3倍に急増した。

 同会事務局長の喜友名(きゆな)朝徳(ちょうとく)さん(62)によると、入居者の多くは残留孤児の帰国者や、
帰国者が日本に呼び寄せた家族や親族と見られる。団地近くには弁当や精密機械の製造工場が複数あり、
そこで働く入居者が多いという。所得によって異なるが、1万円程度からという家賃の安さも魅力のようだ。

 中国籍の人たちが増えたのに気づいたのは、トラブルが増えたからだ。5年ほど前から、
ごみを分別せずに捨てる、公園にゴザを敷いて花札に興じるなどの苦情が目立ち始めた。
ベランダの排水口を便所と思い込んで使っていた人もいた。

 「ごみの分別方法を書いた説明書は日本語。言葉も通じない。日本の生活習慣をどうやって教えるか、
最初は途方に暮れていた」と喜友名さん。都に相談しても「自治会で解決して」と言われるばかりだった。

 自治会長の小松和夫さん(72)も当時の苦労を語る。ごみ収集所に分別を訴えた手製の看板を
立てたところ、数日で壊された。パソコンに頼って中国語に翻訳した看板の文章がぞんざいな
中国語だったため、入居者の怒りを買ったらしい。

 自分たちが中国語を学ぶことも考えたが、自治会役員は60~70歳代ばかりで「覚えられない」と断念。
立川市から紹介された語学ボランティアを講師に4年ほど前、中国籍の人たちを対象とした日本語教室を開いた。

 同時期に「ギョーザパーティー」も始めた。中国籍の人にギョーザ作りの指南役になってもらい、
日本人入居者と交流の場を設けた。今では毎年秋の恒例行事だ。

 努力が実り、仲良くなった中国籍の人たちを引き込んで、団地の生活マナーを中国語に訳してもらったり、
料理教室の講師をお願いしたりした。

 自治会側の取り組みに「恩返しがしたい」という人も現れた。

 入居者の王(おう)淑梅(しゅうめ)さん(38)は、昨年6月からボランティアで簡単な中国語を教えている。

 「日本語教室で生活習慣を教えてもらった。近所に友達も出来た。今度は私が何かお役に立ちたいと思って」

 自治会では一昨年から、中国籍の人にも自治会役員になってもらっている。災害時に備え連絡体制を
整えるためだが、別の狙いもある。

 約37年前に建てられた松中団地は、入居者の多くが65歳以上の高齢者だ。20~30歳代で
入居するのは、ほとんどが中国籍の人たちだ。これからの自治会活動の担い手になって欲しい、
との期待を込める。事務局長の喜友名さんは「年寄りばかりの松中団地で、昔のように団地の
運動会を開けたら、どんなに楽しいだろう」と夢を語った。

ソース 朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)


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