07/01/02 20:49:19 G35ebIn/
ぬるぬる自体はねぇ……。
トルコのレスリング「ギュレシュ」や、かつてのムエタイでは
たしかに体に油を塗っていた。
ただ、ギュレシュの場合は「偶然技がかかって決着」を避ける目的で、
きちんと手足を掴んで関節を極めなければ滑って抜けてしまうようにしていて、
昔のムエタイの場合は、単純に裂傷から体を保護するのが目的
(それでもヒジで目尻をぱっくり切りさかれるらしいが)
秋山のやったのは、雲のジュウザがラオウと闘ったときのようなもので
ただの「だまくらかし」。
喧嘩や殺しあいなら立派な知恵だろうが、興行スポーツではヤバイ。
「スポーツである以上、ルールをめいっぱい使うことのどこが悪い」
という声も聞こえてきそうだが、「興行」である以上、観客を白けさせるのは致命的。
客は夢を見に観戦しているのだから、それを破るようなマネは競技の寿命を縮める。