06/12/29 11:05:28
三菱重工が中国で発電関連事業を拡大している。
その背景には、中国でのエネルギー不足が社会的な課題になって
いるという事情がある。ただ、参入は容易ではない。中国政府は
外資系企業に対して、市場参入を認める代わりに自国企業への技
術移転を求めているからだ。三菱重工の江川豪雄常務・海外戦略
本部長は「受注を増やすためには技術を移転するものと割り切る
のも大事」と話す一方、既存の技術を移転しても「その先の技術」
を開発できるとの自信ものぞかせる。
―中国事業の成長率は
2006年の中国事業の受注高は1200億円。年率10%以上の伸び率
を示している。特に伸びが著しいのは発電プラントのガスタービ
ンなどの原動機関だ。
中国が長期的に相当の経済成長を遂げることは間違いないだろ
う。三菱重工としても、事業を拡大することはあっても、縮小し
て撤退することは考えていない。現在は、21社の現地法人のほか
、北京と台北に事務所を設けている。
中国事業に関しては2つの事業の方向性がある。1つは中国の
製造力を活用して、生産現場として捉える事業。もう1つは中国
市場で作ったものを中国に供給する事業だ。両方がありうる。
続きは>>2以降
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