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北朝鮮の水域を航海していた韓国の貨物船が機関故障で遭難し、ロシアに救助された。
28日、東海海洋警察署によると、乗組員15人を乗せた2758トンの貨物船マリーン・イーグル号が今月27日午後
2時40分ごろ、ロシアウラジオストック港を出港し群山港に向かっていた途中、北朝鮮の舞水端の南東73マイルの
海上でエンジン・シャフトが折れる故障を起こし、救助を要請してきたという。
要請を受けた東海海警は、遭難した貨物船の位置が遠く救助までに時間がかかる点を考慮し、事故海域に近い
ロシアウラジオストック捜索救助本部（RCC）と日本の捜索救助本部に協力を求めた。
救助要請を受けたロシア側の捜索救助本部は、遭難したマリーン・イーグル号を救助するため曳船を出港させ、
同日午後7時ごろ現場に到着。救助作業が終わり次第、釜山港まで貨物船を引いていく予定だ、と東海海警に知
らせてきた。
東海海警の関係者は「ロシア側が韓国の遭難船の救助に協力してくれたのは、今年10月23日に束草海上で沈ん
だロシアの貨物船シネゴリエ号の乗組員救助に韓国の海警が協力したことに対する報答と思われる」とし、「日本の
救助海域であるにもかかわらず、1つ返事で救助に乗り出してくれた。本当にありがたく思う」と話した。
ソース：朝鮮日報
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