06/12/22 12:56:15
韓国の財政経済相代理を務めるキム・スンジン氏は22日、同国政府と中央銀行には通貨
ウォンの変動が激しくなった場合、同相場を安定させる「資源が無限に」あると発言した。
同日の為替市場ではウォンが下落している。
キム氏はKBSラジオで、ウォン安定が必要だと「政府が判断すれば、われわれは中央銀行
と協議できるし、われわれには無限の資源がある。市場参加者はこれをはっきり認識
すべきだ」と語った。
ウォンの対ドル相場は年初来で8.9%上昇し、アジア太平洋地域の15通貨中、タイ・バーツに
次いで上昇率が2位。22日は前日に続いて値下がりし、ソウル時間午前9時40分
(日本時間同じ)現在、前日比0.06%下げて1ドル= 927.90ウォン。
キム氏はまた、来年のウォン相場には上昇と下落の双方向に影響する要因があるとし、
一方的に上昇すると判断するのは「誤り」と指摘した。さらに、「基本的に市場が需給を決めるが、
ウォンが短期的に過度な動きをすれば、それは経済にショックを与えることになる。安定
した経済には安定した通貨が必要だ。政府はそれを維持するよう試みる」と語った。
URLリンク(www.bloomberg.com)