06/10/31 18:52:07 Hj5WlVPf
>>131
敬老の念が殊のほか強い儒教国では老いていることに大きな意味がある。
例えばシナでは教師の敬称は老師で、二十台のうら若い女教師でも老師という。
世代の観念も強いから、お兄さんよりも小父さんの方が丁寧な呼びかけであり、
もっと丁寧な呼びかけは爺である。例えば老王とか老趙などというのも敬称である。
これが郭老などと言ったら大変で、新聞に載ったのは最近だと郭沫若ぐらいしかない。
毛沢東だけは別格で神格化された一時期なんぞは「他老人家」と呼ばれた。
「他」は「あの方」で「他老人家」は「あのご老人さま」だから、これが最高の敬称になる。
お坊ちゃんは「少爺」であり、皇帝は「万歳爺」ないし「皇爺」、皇后なら「老娘々」
「お前のお袋を犯してやるぞ」とか「俺はお前のお爺さんなんだぞ」
というのは最大の悪口であり、言われた方は殺意を覚えるぐらいの侮辱になる。
西遊記でも口が悪い孫悟空が度々、「お爺様の拳骨を食らえ」などと言い放ってるのもこれ。
で、老婆を犯すとその老婆より下の世代全てを侮辱したことになるので、老婆を狙ってるんじゃないのかなあ。