06/10/23 23:11:20
'環境親和的'という自然醗酵トイレが管理監督の死角地帯に放置され「むしろ環境汚染の
主要因になっている」という指摘が申し立てられた。
ハンナラ党ハン・ソギョ議員は23日国政監査の報道資料を通じて「智異山(チリサン)と
北漢山 (ブッカンサン)など国立公園に設置された自然醗酵トイレがまともに作動せず、汚
水がパイプを通じて無断放出され、周辺土壌と谷を深刻に汚染している」と主張した。
ハン議員は「自然醗酵トイレは大小便自体にあるバクテリアの醗酵作用を促進させ、この
時発生する繁殖熱で糞尿の水気を蒸発させることで5%以下の固形物質だけ残すように設
計されたが、実際には醗酵が全然おきていないことが確認された」と明らかにした。
「このために各国立公園管理公団側は自然醗酵トイレ下部にパイプを連結して汚水をその
まま放出していたし、汚物も袋につめてトイレ近隣に積んだまま捨てていた」と説明した。
ハン議員は「智異山老姑壇(ノゴダン)の自然親和的固定固定式トイレから流れ出る汚水
を採取し、全南保健環境研究院に分析を依頼した結果、生物化学的酸素要求量(BOD)
が通常の下・廃水よりおよそ35倍、富裕物質は50倍近く高く検出された」と明らかに
した。
ハン議員は「国立公園渓谷の水質で総大腸菌汚染が比較的高く現われたのは、国立公園管
理公団側の主張のように野生動物の排泄物など自然的要素だけではなく、自然醗酵トイレ
の汚水と汚物も主要因として作用しているということが如実に証明された」と強調した。
ハン議員は「悪臭発生と糞尿処理の難しさなど既存汲み取り式トイレの問題点解消のため
に取り入れた自然醗酵トイレが、汚物と汚水、悪臭の根源になって観覧客たちに不快感を
与える嫌悪施設に転落した」とし政府の徹底的な管理と監督を促した。
ソース:ノーカットニュース(韓国語)<自然醗酵トイレ、むしろ環境汚染主犯>
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