07/10/23 14:36:55 wGkoW8Tp
>>250
>日本の刑事裁判の有罪率は99%以上です。
>ただの警察や検察の芝居に過ぎないという事です。
この指摘はある意味正しい
・刑事裁判は、裁判官(=司法)が検察官(=行政)を裁く場
・1%でも捜査に違法な部分があれば、被告は無罪
・「適法手続(=デュー・プロセス)」は極力重視されて然るべき
【「憲法」は国家権力を縛る(=暴走を防ぐ)為にある】というのが憲法の精神
「痛快!憲法学」(小室直樹/集英社インターナショナル)
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第2章◆誰のために憲法はある p.24 ●「有罪率99パーセント」の恐怖
~刑事裁判では検察側に1点でも落ち度があれば、直ちにアウトです。
少しでも法に触れる捜査をしたり、手続き上のミスが1つでもあったり、真実の
証明が少しでも不完全ならば、検察は負け、被告が勝つ。鵜の目鷹の目で検察側
の落ち度が無いかを調べるのが、裁判官の本来の仕事です。つまり、裁判官と
いうのは、あたかも中立で公平な存在の様に思われているけれども、本質的には
被告の味方であって、検事の敵なのです。この事がどうも日本人は分かって
いない。私が「裁判で裁かれるのは、検察官。真実を探求するなんて二の次」
だと言ったのは、正にこういう意味なのです。~日本のマスコミが、検察の長所
は信用出来る、警察の言う事が真実であるという前提で、何もかも権力寄りの
報道をしてしまうのは、大岡越前や遠山の金さんのイメージが頭にあるから
なんです。しかし、日本の警察は有能で、間違いは1つも起さない等と
考えられますか。そんな事はあり得ないというのは先年起きた例の
「松本サリン事件」でもよく分る話ではありませんか。
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日頃から、国家権力をチェックするのがマスコミの本来の役割の筈だが・・・