07/08/26 23:13:19 szItbpu+
>>359
また年次改革要望書か、見飽きたな
それって郵政民営化反対の小林コーキの斜め読みが発端なんだけどw
URLリンク(www.tokyo-outlaws.org)
郵政民営化論争で小林興起議員が引っ張り出した、といわれるアメリカの「年次改革要望書」
この文書を斜め読みした全国の外資ハゲタカ論者が「ユダヤの陰謀だ、小泉は忠犬ポチだ、外資に
日本の国富を売り渡すな……」と大合唱を始めました。(中略)今回話題になった「米国政府の
年次改革要望書」は昨日今日に、アメリカ政府から突きつけられたものではありません。その前身、
Structural Impediments Initiative は今から20年ほど前、日本経済が絶好調だったころ、
アメリカ政府が「商売はルールを守って、もうちょっとフェアにやろうぜ」と騒ぎ出した文書です。
(中略)こうして宇野宗佑首相とブッシュ大統領の共同発表というかたちで1989年に「我が国に
横たわる構造的な障壁を乗り越えるための協議」つまり「日米構造協議」を意味する米側の要望書が
発表されます。そして日米構造協議は以後、毎年の継続交渉というかたちになりました。続いて
1993年からは日米経済包括協議とタイトルを変え、宮沢・クリントン合意となります。さらに
翌1994年から『第1回米国政府の日本政府に対する年次改革要望書』が提出され、今日に至るわけです。
(中略)1989年、こんな総理大臣が日本にいたのか、と思い出すのが難しい宇野宗佑首相の時代から
15年経ちました。「アメリカの要望書」は、今や内需拡大には何の役にも立たない、と古証文のように捨て
られてしまったのです。逆に、あれだけ御世話になっておきながら「大変だー!大変―!」と、手のひら返して
「アメリカの年次改革要望書は外資の陰謀だー!」のシュプレヒコールです。