07/07/31 14:03:16 Ry2bpGtt
で、実際、現在すでに 「物々交換システム」 をやっているサイトもありましたが、
現実問題はそれほど利用されてはいませんでした。
その原因、理由は何かを考えますと、最大のものは
「お金のように、価値の数値を蓄積できないシステムは魅力がない」
「蓄積したお金を、後で自由に思いついたときに好きに使いたい」
貯蓄ができなければ、そのときの需要にしか対応できず、しかもそのときに供給がなければ
こちらが別品を供給できても、うまく機能しないからですね。
つまり利用可能性が低くなってしまうということで、現在のような便利な金融の仕組みに比較して
劣る、ということになるからだと思われるわけでしたが、
しかし、すでに提案されている通りで、そこを補う仕組みが、実はすでに、驚異の世界ネットワーク
システムであるインターネットという高速通信技術、およびそれを支えていた驚異の高速コンピュー
ティング技術のバックアップでした。
つまり、現実には、すでに、偶像を実体化して世の中に存在させることなく、そしてその製造によって
これ見よがしに 「本質価値がそこにあるので、それを拝め、従え」 というような錯覚を抱かせる
「貨幣」 とその量による 「金利のコントロール」 というシステムを導入することなく、
単に 「現実価値の裏打ちのある価値数値そのもの」 を、「そのまま」 記憶し、必要ならストレージ
し、保存を確保しつつ、必要なときに必要な分だけ利用して、多の「本質価値物あるいはサービス」
との交換を可能にするシステム、というものは、本当は 「実現可能になっていた!」 のではなかったか?
ということでした。こうすれば、本質的には物々交換という仕組みは、もっと魅力あるシステムになって
すぐにも広範にしかも世界的規模でどこででも利用可能になっていたのかもしれないと思うわけです。