07/07/19 09:25:25 shuJaoz9
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)さんによるまとめ
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
まず、中間とりまとめがインターネットについてどう考えているかを再掲します。
【通信コンテンツと憲法上の「表現の自由」との関係では、表現活動の価値をも勘案した衡量の結果として
違法として分類されたコンテンツの流通は、表現の自由の保障の範囲外であり、規律することに問題はない。
また、有害コンテンツ流通に対する規制も、有害図書に関する青少年保護条例による認定基準が
最高裁で合憲とされていることを踏まえれば、規律の対象とする余地はあると考えられる】
(中間取りまとめ7頁=11/26)】としたうえ、
【「公然性を有する通信」を「公然通信(仮称)」として違法・有害コンテンツ流通対応を制度化することを検討すべきである】
(中間取りまとめ10頁=14/26)
としています。
ここで、違法・有害コンテンツの防止は必要だって単純に思っている方が多いと思いますが、
何が違法・有害なのかを誰が決めようとしているのかが、問題なのです。いいですか、決めようとしているのは、政府です。
そうだとすると、政府に都合の悪い情報を発信するところについては、やれ、「内容に一部誤りがある」だの、
「引用の程度が度を過ぎており、著作権法に違反する」だのして規制をかけてくることは明白です。
こんなこともできます。①内容に虚偽がある場合は政府がそのサイトにイエローカードをマークします。
②有害サイト防止ソフトの中に、このイエローカードサイトについては接続される前に、
「いま見ようとしているサイトは、虚偽が含まれている可能性があり、有害である可能性があります」という表示が出るようにする。
③有害サイト防止ソフトを政府がカネを出してただ同然で、新発売される全てのパソコンにプレインストール(事前に入れておく)する…。
そうなれば、護憲サイト、教育基本法改悪反対サイト、人権擁護活動サイト、そういう政府にとって目障りなサイトについては、
細かい部分をあげつらって、イエローカードを軒並み付けたうえ、普通のパソコンからは見れなくする…ってことも
割と簡単にできてしまいます。