07/07/18 21:46:15 luXtXm7b
自分でも言いたいことがよくわからんのだが、例えばオカルト否定派のオタク作家さんの山本弘さんが、
危険な終末カルトを論理的に論破したとするでしょ。
でも金目当ての教祖はともかく、そういう絶望的な考えに陥った信者の心理を無視してる。
彼らがそこに至ったのは、カルトとは別に現在の社会的な問題で人生に失望したせいかもしれない、
するとカルト宗教を論破したところで信者の絶望は行き場を失うだけでどうにもならない。
方向性が別なだけで、規制派の理屈展開はこういうもので、似てないかな。
なんというか、なぜ人を殺してはいけないか、と聞かれて現代人が困るようなことと同じ気がする。
本来は根本の哲学があって、そこから何が善であるべきか悪であるべきかを考えてきたんだけど、
価値観が全く別なまま規制派とオタクの常識が二股にわかれたまま成長して、
双方が分かれ目まで戻らないで、自分たちの理屈の途中から説明してるために、
お互いを理解できなくなっているのでは。
考え過ぎかもしれないけど。