07/07/29 10:35:20 jJHC9Y/p
>>831 のリンク>>944は >>831 のミスでした、スマソです。
>>832 (続き)
ということは、偽装価値物である貨幣とは、やはりあくまでも 「仮想価値」 でしかなく、現実価値との
対応関係が必ずしもない、「偶像」 であっただろうということになると思われるわけです。
ですから、社会全体、世界全体でその総量を足して総資産とする、というのは基本的な矛盾だっただろうと、
いうことになると思うんです。
その錯覚の元であった偶像たる、貨幣とそれに付随して存在してきた金利と、経済成長っていう偽装理論が、
我々に現実価値を生ませて働かせてそこから搾取するための、巧妙に偽装された支配システムだったん
だろう、という原点があると思うんです。
ロックフェラーら金融を支配するものらが、この 「偶像の奴隷にするシステム」 を使って実質的に世界支配を
維持して来たことの認識を原点にして、反搾取の理論を掲げて社会をそこから脱却する試みが可能なのではないか、
と考えるわけです。
これは資本主義と共産主義という対立の欺瞞ではなく、その両方の元にあったものが、そもそも搾取の基礎
だったんじゃないか、と。