07/07/27 15:47:50 XK/QVEU3
>>717
ですから、たとえば今のアベ政権の日本の成長戦略というシナリオが喧伝されてきていましたが、
これが実現しない確率はかなりのものだということかと思われるわけです。つまり、アメリカはすでに経済が
失速過程に突入し始め、これまでの米経済の根底を支えていた住宅バブル(これは2001年のITバブル
の絆創膏政策の結果だったということでしたが)が弾けて、アメリカは次の矢が継げない状態になって
きていました。
つまり、アメリカは住宅を借金で購入してそれを担保にカードをつくり、それでまた借金して高級物品を
買いあさり、豪華な生活を楽しんできていたわけですが、それが収縮して崩壊が始まったわけです。
当面これを本質的に回避するすべは無く、ローン会社の大半が焦げ付いたローンを抱えて倒産する
ことになるだろうと。そうなると米経済は下げ加速のまま墜落、
ということは需要が激減した世界経済で日本も輸出企業の業績が打撃を受け、同時に中国の経済も
日米需要があった分が消滅、中国への外資の投資が引き上げらてオリンピック景気も収束し始め、
結果として中国は大打撃をうけて北京五輪は開催できなくなる事態へ。そうすることでアメリカは中国に
嫌がらせを兼ねて締め付けることに成功、やがて起こす世界戦争の引き金をまず引くことにも成功する、
そうして失速墜落した世界景気は日本の財政回復の芽も摘み、結局日本は米債権を売って自分を
助けるしか方法がなくなってしまう事態に。しかしアメリカはそれを容認できない、、しかしそこで結局
米国債が売られるのと同じ結果である、デフォルトの選択は現実的な線に載ってきてしまうだろうと・・・。
こういう推測なのですが、これは日本の財政破綻のシナリオとして語れてきたシナリオをこの暴落に
絡めて見ると此のタイミングはなるほどというタイミングだったのかもしれません。