「もってけ!セーラーふく」はなぜ売れ続けるのか? at NEWS2
「もってけ!セーラーふく」はなぜ売れ続けるのか? - 暇つぶし2ch244:朝まで名無しさん
07/09/27 09:07:30 k+KnLzvX
申し訳ありませんが、>>241 >>242に補足させて下さい。

音楽に限った話ではないのですが、ものを知れば知るほど作品の見方が
「パロディ・オマージュ的視点」に移行していくのは仕方のない事だと思います。
批評や作品解釈というのは、良くも悪くも主観を極力排して特徴を捉えることだと思いますので。

音楽に関しても極論すれば「特徴の総体に過ぎない」という事も言えると思います。乱暴過ぎますけどね。
ましてやPOPSやアニメソングですから、そういった批評の傾向は高まらざるを得ないのではないでしょうか。

個人的には「もってけ!セーラーふく」を聴いた時、最初に連想したのはモーニング娘の曲です。
菊地成孔氏の言葉を借りると、「フレーバーの集合」「テクニカルな編曲」だと感じました。

でも、「パロディ・オマージュ的視点」「テクニカルな視点」への移行が逆に一周してしまうと、
悟りを開いてしまうようです。ジャズピアニストの小曽根真氏が言うには

「ドミソの三和音が一番美しいと思う。でもそれは多種多様の複雑な和音の響きを理解し、
身に付けた上だからこそ言えるんです。」

あるいは同じくジャズピアニストの山下洋輔氏も自身の著書で以下のような趣旨の発言をされています。

「俺達は今更ドミソは弾けない。何か音楽的になっていないと駄目なんだよ。そういう感性になってしまっている。
でも一方で、ドミソを弾いてドファラを弾いて夢中で喜んでいた、そういう感動を取り戻したいんだ。」

三人の発言を併せて考えると「素直にアートとして楽しむ」というのは実は凄く難しい事ではないかとも思えてきます。


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