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福岡ＦＢＳの、ＷＥＢニュース
校外の自殺にも いじめなら給付金
2007年7月6日（金） 18:30
学校での事故などによる死亡見舞金の制度で自殺についてはこれまで場所が学校かどうかで給付するかしないかを判断していました。
福岡県筑前町のいじめ自殺では場所が自宅だったためいままで認められませんでしたが文部科学省はいじめが原因であればすべて死亡見舞金を給付することを決定しました。
筑前町の中学生、森啓祐くん当時13歳は去年、いじめを苦に自宅で自殺しました。
遺族は死亡見舞金の給付に携わる文科省の外郭団体を訪れるなどして条件の見直しを求めていました。
文部科学省は、5日、いじめが原因である場合は場所を問わず全て対象にすることを決めました。
父親の森順二さんは「支給範囲が広がることで、町や学校が裁判での賠償責任に萎縮せずに真実を教えてくれれば」と話し、再発防止や真実解明につながることを期待しました。