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報告書 「慰安婦」被害とは? アジア女性基金
URLリンク(www.awf.or.jp)
●男性の被害者
終わりに男性被害者について述べたいと思う。事業実施委員会は4 名の男性を事業対象者と認めた。
彼らは第二次世界大戦中の8 歳から10 歳の少年だった頃、日本軍の軍人らから脅され、自分たちの
意思に反して非道に組織的に性的虐待やレイプを受けたためであり、これは「慰安婦」にされた
女性たちの状況となんら変わらないものである。
レイプや性的虐待を受けたことによるこの男性たちの身体的なダメージは女性たちと同じである。
一方、大変感情的な面でいえば、彼らは同性愛的に虐待されたのでありこれは彼らの自然の性に反している。
結果として彼らの人生に否定的な影響を与えてしまった。「恥」だと思う気持ちは女性たちと同じ
もしくはそれ以上かもしれない。これらの少年たちは自信を失った、傷つき易い大人になってしまった。
3 人の男性は結婚し子どもをもうけたが、少年時代のこの恐ろしい記憶は妻には話せなかった。
また話してもごく簡単に話すだけだった。
トラウマによって彼らの結婚生活における性生活は乏しいものとなった。この男性たちもたびたび繰り
返される悪夢によって不眠症に苦しんだ。そして自分たちの秘密を話したがらず、また話すこともできず、
奥深くに閉じ込めたため、うつ病や他の身体的な問題に苦しんだ。これらの問題によって彼らは
生活においても社会においても成功できず、引退したような生活を送っていた。
4 人目の少年は結婚をせず、何度も放浪してインドに定住した。そこで小さな商売を始めた。
孤独な生活を送っていたが最近亡くなった。
私が「強制売春」被害者の男性について述べたことはすべて、女性たちと同じことである。
日本軍人によって若い頃に自分たちの意思に反してそして恐れの中で受けた凶暴な
レイプや性的虐待は、彼らの中に、彼らの人生に消えることのない傷を残した。