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福島県須賀川市立第一中学校で柔道部の練習中に男子生徒に投げられ意識不明になった
当時1年生の女子生徒(15)と両親が31日、学校が安全配慮義務を怠ったとして市と県、
男子生徒と母親を相手取り、63年分の介護料と慰謝料など約2億3000万円の損害賠償を
求める訴えを福島地裁郡山支部に起こした。(一部略)
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※元ニュース
・訴えによると、03年10月、顧問の教諭らが不在の練習中に女子生徒が足を痛めたため休憩を
取ったところ、部長の男子部員が怒り、女子生徒を投げたり、けったりしたうえ、数回にわたって
道場の畳に頭から落とした。女子生徒は間もなく意識を失い、病院に運ばれたが、急性硬膜下
血腫(けっしゅ)と診断され、現在も意識が戻っていない。
24時間介護が必要で、04年11月にホームヘルパー2級の資格を取った母親(43)と外部の
ヘルパーの介護を受けている。女子生徒は中学入学後に柔道を始めた初心者だった。
原告側は、県と市に対し「顧問らが練習に立ち会うなどの安全配慮を怠った」、男子部員に
対しては「女子生徒の技量や身体状況に全く配慮することなく、暴行を加えた」としている。
事故を巡っては、須賀川署が05年9月、監督を怠ったなどとして、当時の顧問教諭(42)と
副顧問の講師(31)を業務上過失傷害の疑いで福島地検郡山支部に書類送検している。(抜粋)
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