07/11/10 06:38:26 A7U5+mJP
(電通用語解説7) 東京包囲 【読み】とうきょうほうい b
プロジェクトの目的としては、東京周辺を蚊帳の外に置いたままで、物事を進め、
世論を形成してしまう事がまず挙げられよう。
もともと、業界中枢に近い人間の多い東京では、生半可なマスコミのリーディングは
通用しにくい傾向があり、それがネットを通じて地方に波及する事に神経を尖らせていた。
特にこの番組のように、実際には保守ではないにもかかわらず、保守系をよそおい、
保守系世論を味方につけて、一見保守の意向に沿う主張に思わせながらも、
逆に保守世論の力で、マスコミ首脳部が意図する売国的な方向へ導こうとする、
かなり「胡散臭い番組」の場合、外野から「ニセモノ」という野次を受ける惧れがあった。
もし、番組観が形成される初期の段階で、「大勢がそこに流れたら?」という可能性を
番組コンセプトの事実上の作者である電通が当初から危惧していたのは当然だと言える。
この番組で東京を警戒する要素はそこにある。
だから番組に対するイメージが形成される過程で、その要素を極力はぶきたかったのは理解できる。
元々意に添わなかった「保守世論から煽る」という線まで、しぶしぶ譲歩した電通にとって
「保守世論を利用して売国目的を達成する事」だけは譲れない一線であり、
その意味でこのプロジェクトには「将来を見据えて」神経を尖らせていた背景もあった。