07/12/02 07:24:43 0
これは現実なのだろうか。非情のホイッスルを聞いた浦和MF長谷部がピッチに崩れ落ちる。
敵地を赤く染め抜いた4万サポーターも動揺し、深々と頭を下げる戦士に拍手とともに
ペットボトルや発炎筒を次々と投げ込んだ。
すでにJ2降格決定の格下相手に0―1。今季公式戦初の敵地での敗北。
「オレが悪い。出場停止にならなければ…」スタンドで悲劇を見守った闘莉王は声を振り絞った。
一時は2位と勝ち点差10をつけ、王手を4度もかけた。それなのにV2を逃した。
「あんなに勝ち点差が開いていたのに優勝できないことが情けない」長谷部は唇をかんだ。
先月14日にACL優勝を果たしたばかりの盟主がJ史上に残る転落劇。
その原因は弱腰なまでに慎重な指揮官にあった。
「去年までホームでは絶対に勝ちにいった。それがウチのスタイルなのにオジェックは
引き分けでOKという感じ。ツケが回った」ある主力は告白した。
昨季ホーム無敗記録を打ち立てたブッフバルト前監督は戦況に応じ、ベンチから切り札を
次々に投入した。だが、オジェック監督は疲労蓄積の先発11人を固定の方針で、途中交代も消極的。
その結果、主力消耗の呼び水となった。この日も交代枠1つ残し、「自分たちは信頼されていない」
とサブ組も士気低下を告白。不慣れな4バックを後半指示する采配にも疑問が残った。
「ウチには形がない。勝ち続けられる訳がなかった」と別の主力は漏らす。
代表組の体調維持に腐心し、攻守のパターン練習は皆無。11月29日に直接FK練習を初めて
命じるほど、無策で個の力に依存し切っていた。
「私は意見を言った」というワシントン、小野ら実力者も公然と監督批判。ACL優勝の功績で
来季契約済みの指揮官に対し、「クラブW杯を前にクラブとして話をする」と藤口光紀社長も
事情聴取を示唆した。衝撃のV逸で急浮上した監督去就問題。赤い悪魔が再び激震に襲われた。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
まさかの黒星で優勝を逃した浦和イレブンは、大型スクリーンにカズのインタビューが流される中、
がっくりとサポーターに頭を下げ引き揚げた
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