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ゴジラ寂しい帰国…ユニホーム着たファンは「ゼロ」
不本意なシーズンを送り、寂しい帰国となった松井
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メジャー5年目を終え、帰国したヤンキース・松井を待っていたファンは、なんと「モスラ」だけだった…。
今年は7月に本塁打13本を放ち、初の月間MVPを受賞も、開幕直後に戦線離脱し、
オフには右ヒザを手術。チームもディビジョンシリーズで敗退し、「(一歩どころか)あと
三歩ぐらいでした。一言で言って、あまりいい1年ではなかったと思います」と振り返った。
空港にいた多くの人がやじ馬となり、松井を携帯電話のカメラなどで撮影していたが、
ユニホームを着たファンはゼロ。実際にお出迎えしたのは、巨人時代から「モスラ」の異名で有名な、
熱狂的女性ファンだけという寂しさだ。
「モスラ」は空港内で行われた立ち話での会見で、なぜかテレビカメラの横に新聞記者を
押しのけて堂々と陣取り、絶好のポジションをキープ。普通なら「一般の人はご遠慮ください」と
なるはずなのに、あまりの存在感からか、誰も声は掛けられず。会見後は後方で、松井の声が
聞こえなかった記者から「何て言ってました?」と逆取材されたほどだ。
当然、ファンが殺到して混乱するなどということもなく、「モスラ」は、VIP出入り口から出ていった
松井に、しっかりファンレターを渡すことに成功した。
テレビカメラも再来日した横綱朝青龍と比べると、はるかに少なめ。世間の注目度も、
今までほど高くはなくなっている。
ツインズへのトレードが報じられるなど、松井の来年の立場は微妙。チームもポジションも、
どうなるかわからないまま、不透明なオフを過ごすことになる。
「しっかり体調を整えて、新たな気持ちで頑張りたいと思います。今のところそれしかないです」と
松井は前向きに語ったが、来季はまさに、正念場となる。
★1 :2007/12/01(土) 14:19:15
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