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西武新助っ人獲り パドレス・ボカチカ
西武が来季の新外国人として大リーグ・パドレスのイラム・ボカチカ外野手（３１）
の獲得に乗り出していることが２８日、分かった。
カブレラ、そしてＦＡ宣言した和田共に移籍が確実なチームにあって、前田康介
球団本部長（６２）が「補強で１番重点を置いている」と語っていた新外国人の
獲得。狙いを定めたのは、陽気なプエルトリカンだった。
ボカチカはメジャー通算２７２試合で、打率・２１５、１５本塁打。主に、代打や
守備固めとしての出場が多かったが、マイナーでは通算９７５試合で打率・２８８、
１１４本塁打の成績を残している。
身体能力が高く、スピード感にあふれ、カブレラのように常に本塁打を期待するような
打者ではないが、二塁打、三塁打を量産するパンチ力はあり、球団関係者は「３拍子
そろったいい選手」と評価している。
また、中南米出身らしく陽気な性格で、全力でのハッスルプレーが身上でもあり
「渡辺西武」の掲げる「明るく楽しい」野球にもうってつけの選手だ。
本人も日本への移籍に前向き。０４年にはマリナーズに在籍し、イチローや長谷川滋利氏（３９）
とも共にプレーし、当時から「日本に行きたい」と周囲に語っていたという。
球団関係者によると、移籍に障害はない状況で、年内にも西武・ボカチカが誕生しそうだ。
ニュースソース
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西武が獲得に乗り出すパドレスのボカチカ（右）（ＡＰ＝共同）
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