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北京五輪アジア予選(28日、台湾・台中)1次リーグの第1試合で、
江本孟紀総監督(60)=サンケイスポーツ専属評論家=率いるタイがパキスタンに3-5で敗れ、ともに1勝1敗となった。
第2試合ではフィリピンが香港を4-1で下して2勝目を挙げた。
タイが1次リーグを突破して星野ジャパンに挑戦するためには、29日のフィリピン戦に
勝つだけではなく、パキスタンの勝敗の行方など厳しい条件がつけられた。
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まさかの逆転負け。タイは二回までに3点を奪ったが、その後はパキスタンの19歳左腕に
17三振を奪われて打線が沈黙。寺岡監督は「打線が打てなさすぎた。
こんなもんじゃないんだけど」とショックを隠せなかった。
タイが29日にフィリピンに勝ち、パキスタンが香港に負ければ1位通過はタイ。
だが香港はすでに予選敗退が決まり、パキスタン優位は動かない。
すると2勝1敗で3チームが並び、当該間の〔1〕失点率〔2〕自責点率〔3〕打率-の順で順位が決まる。
タイはフィリピン戦で無失点、しかも6得点以上で勝てば、ようやくパキスタンに〔1〕で並ぶ。困難な状況に追い込まれた。
「フィリピンは経験豊富らしいが、キッサダーに最後の望みをかけたい」と江本総監督。
先発予定の白倉キッサダー(21)=亜大=は、昨年12月のアジア大会でフィリピンに
1失点完投勝ち。完封も不可能ではない。「プロの日本代表に投げられるチャンスは、
人生でもそうはない」と意欲を燃やすエースが、わずかな可能性に挑む。
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