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・植田ジャパン、五輪切符獲得ならず バレーW杯男子 (SANSPO.COM)
バレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会第8日は27日、
マリンメッセ福岡などで行われ、日本はスペインに1-3で敗れて
通算3勝5敗となり、今大会で北京五輪出場権を獲得する3位以内に入る可能性が消えた。
日本は来年5、6月の世界最終予選兼アジア予選で北京出場を狙う。
第1セットを先取した日本の勢いは続かなかった。
何度も選手を入れ替えて打開を図ったが実らず、欧州選手権を制した
スペインの強打に押し切られた。
2大会ぶりの優勝を狙うロシアが負けなしの8連勝で首位をキープ。
アテネ五輪覇者のブラジルが7勝目(1敗)を挙げ、ブルガリアと米国が6勝2敗で続く。
★日本、縮まらない世界との差
今大会の顔触れを見渡して日本の植田監督は五輪切符獲得を
「奇跡に近い」と表現し、星勘定も「考えてもいませんでした」と話した。
3試合を残した時点での「終戦」は過去2大会と同じだ。
強化しても世界との距離が容易に縮まらない現実を、突き付けられた。
7連敗中と分の悪い欧州王者に真っ向勝負を挑んだ。
松本が気迫みなぎる速攻を決め、宇佐美が懸命のブロック。
37歳の荻野が横っ跳びで強打を拾う。
植田監督が選手に渇望する「闘魂」で第1セットをもぎ取った。
しかし、それを1試合持続する「精神的なスタミナがない」と指揮官は嘆いた。
屈強な男が高さとパワーを誇示して「格闘技」の様相を呈するこの競技で、
次第に力負けした。情報戦でも弱点を丸裸にされ、前夜に続き石島が
相手サーブの標的となり失点した。
第3セットは不振の清水に代えて、荻野を「点取り屋」に据える
奇策に出た。荻野のレシーブ力と越川の攻撃力を絡めたかったが
「うまくいかなかった」と宇佐美。迷った末の付け焼き刃に映った。
難敵ぞろいの最後の3連戦に向け、荻野は
「思い切ってぶつかっていきたい」と話した。
来年の最終予選のために、消化試合にするわけにはいかない。
URLリンク(www.sanspo.com) ※一部抜粋