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大相撲時津風部屋の序ノ口力士斉藤俊さん=当時(17)、しこ名・時太山=が
名古屋場所前の6月、けいこ中に急死した問題は、立件に向け捜査を進めてきた
愛知県警が斉藤さんの組織検査を再度実施することを決めたことから、結論は
年明け以降に持ち越されることが確実となった。急死から5カ月。遺族からは「うやむやに
されてしまうのでは」と、困惑する声も上がっている。
◇高いハードル
「死亡当日に慎重に判断すべきだった」。松尾庄一同県警本部長は先月、定例会見で
反省の弁を口にした。
愛知県犬山市に時津風部屋が宿舎として借りていた寺院で、遺体を調べた犬山署員は
検視官の応援を頼むことなく、医師立ち会いの下、「病死」と判断した。
しかしその後、遺族の依頼で新潟大大学院で解剖された結果は「多発外傷による
外傷性ショック死の疑い」とされ、さらに組織検査でも同様の結果が出た。
7月に解剖結果が出た時点で県警は捜査に着手したが、兄弟子らによる暴行は
死亡前日、「ぶつかりげいこ」は亡くなる直前と、原因とみられる行為は2日に
わたっていた。「どこまでがけいこなのか」。どの傷が致命傷になったか、特定が
難しいこともハードルを高くしているとされる。