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バルセロナのエジミウソンが２１日、地元『ＴＶ３』のインタビューで衝撃の発言を行った。
「世界には良い人間もいれば悪い人間もいる。僕らはチームとして家族を構成しているが、
多くの場合、家族にははみだし者がいるものだ」と名指しはしなかったものの、
スペイン語で「黒い羊（＝はみだし者）」という単語を使い、チームに足を引っ張るような
選手がいると発言した。
続けて、「選手の中にはサッカーが二の次になっている者もいる。僕らはリーガや
チャンピオンズリーグ（ＣＬ）のタイトルを勝ち取るために存在するのではなく、
まるでお金を稼ぐためにバルセロナにいるかのようだ。中には『今日は集まりがあるから、
ＣＭ撮影があるから、早めに練習を切り上げる』と言う選手もいる」と語った。
こうした発言は既にスペイン国内中で大きな反響を呼んでおり、２２日付の地元紙
『スポルト』は一面トップに“黒い羊”の写真を使い、「誰が黒い羊（はみだし者）だ？」と
見出しを付けた。全国スポーツ紙の『マルカ』も、２１日はユーロ（欧州選手権）
２００８予選の北アイルランド戦があり、スペイン代表が勝利（１－０）したにも
かかわらず、その話題ではなくエジミウソンの発言を一面トップに持ってきた。
敬虔（けいけん）なクリスチャンであり、ピッチ外では慈善活動を積極的に行う
エジミウソンは人格者としても知られており、これまでにもチームに警鐘を
鳴らす意味でこうした発言を繰り返してきた。
昨年末には「フィジカル的にトップコンディションでない選手がいるなら、チームには
フィジカルコーチが５人もいて、午後には練習グランドも室内ジムも空いている」と発言。
今年に入ってからは、「僕らはもっとプロフェッショナルになる必要がある。
しっかり働き、しっかり休む必要があり、夜遊びは控えるべきだ」ともコメントしている。
続きは>>2-5くらい
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２２日付の『スポルト』紙は、エジミウソンによる「黒い羊（＝はみだし者）」発言を一面トップで取り上げた
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