07/11/22 21:07:40 hofvr0Ep0
そうは言っても例えば・・・
2008年正月、実家でのTV鑑賞にも飽きたので散歩でも出かけるかと思って
玄関から出たら、隣の家に住んでる幼馴染のあびる優が
「あ!明けましてオメデトウ! 今年もよろしくな ・・・ちょっとー!じろじろ見ないでよー!変態っ!!」
と着物姿で出てきたので思わず
「バッ、バーロー!そんなんじゃねえよ!一瞬誰かと思っただけだよ・・・ 明けオメな ・・・それにしても似合わねーなーw」
「な、何よー! 別にいいじゃん! ・・・わたしの着物姿、そんなに似合わない・・・カナ?」
「・・・別にいいんじゃない?たまの正月だし。 ・・・それより、そんなの着て誰とどこ行くんだよ?」
「え? うん、初詣に行こうと思って・・・ ねぇ、一緒に行かない? ほらっ!どっ、どうせお前、暇だろ!」
ってことに。
大勢の人でごった返す屋台通りを
「優、だいじょぶか? 昔みたいに迷子になるなよ?w」
「いつの話してんだよ!もう15年も前のことだろ!」
ってやり取りしながら人波かき分け進んで行た時
「キャッ!」と優の叫ぶ声が聞こえた。
「優ッ!」
とっさにオレは腕を差し出し、石畳につまずいた優を抱きかかえていた。
「ほら、履きなれてない下駄なんて履いてくるから・・・気をつけろよなー」
「アリガト・・・ でも、着物姿でまた一緒に来たかったんだ・・・初詣」
「え!? なに!!?? 周りがうるさくてよく聞こえなかったよ!!」
と叫ぶオレに優はうつむいて「もう!なんでもないって!」と言い返してはくれなかった。
やっとの思いで賽銭を投げ入れてお祈りを済ませると、オレは優をからかって
「お前、なにお祈りしたんだよ? 当ててやろっか? もっと女らしい体と性格にしてください!、だろ??ww」
「うるさいなー!! 違うわょ・・・」 「え?じゃなんだよ?」
「・・・・世界平和(頬を赤らめて)」
なんてことがあったら絶対に好きになっちゃうだろ?