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「反省ザル」で知られる猿まわしの村崎太郎さん（46）と、フジテレビのドラマ
プロデューサー、栗原美和子さん（42）の結婚披露宴が18日、都内のホテルで
あった。
村崎さんの希望で、夫婦で出刃包丁を握り、ケーキならぬマグロの塊15キロに
ザクリと一刀。新たな人生の一歩を新趣向で刻み付け、マグロはすしや刺身と
して振舞われ、二重に会場をわかせた。
２人の出会いは、栗原さんが今年、村崎さんの半生を描いたドラマ「太郎と次郎？
反省ザルとボクの夢」（３月放送）を手掛けたのがきっかけ。まもなく村崎さんが
「俺が幸せになるためにはあなたが必要だ」とプロポーズした。
栗原さんは「私のように生意気な女には、自分の人格が認められている気がする
効果的な言葉。『俺が守ってやる』では『今でも十分幸せ。余計なおせっかい』と
思ってしまう。彼の人生を演出したいと思った」と明かす。
というのも栗原さんはかつて、超人気番組「オレたちひょうきん族」などの
アシスタント・ディレクターとして活躍。らつ腕ぶりから「生意気女」のキャラクターで、
自身も番組に出演している。そのためこの日は披露宴を前に、結婚を認めるか
否かを問う「結婚裁判」と題した会も開かれた。明石家さんまさんや米倉涼子さんら
多数の芸能人が「陪審員」として出席。栗原さんは結婚発表後も「炊飯器は
所帯地味ているから自宅に置かない」と公言しており、「今後１年間でサルの次郎と
仲良くなる」という執行猶予付きで結婚が認められた。
披露宴で村崎さんは「彼女と結婚したことで、飢えや戦火、孤独に苦しむ子に
猿まわしを見せたいという自分の夢から逃げ出さずに頑張れると思う」。
栗原さんは「今、最高に幸せ」と話していた。
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出刃包丁でマグロを切り、“ケーキ入刀”する村崎さん（左）と栗原さん
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