07/11/17 05:37:35 O
南アフリカW杯に照準を合わせ、日本代表を率いてきたオシム監督を突然の病魔が襲った。
昨年のドイツW杯後に就任して着々と強化を進めてきたが、
来年2月にスタートするアジア3次予選に暗雲が漂う。
日本サッカー協会は指揮官の早期回復を祈ると同時に、治療が長引くようなら
監督交代を含めた早期の決断に迫られることになる。
そんな日本代表の現在の照準は、来年2月6日が初戦のW杯アジア3次予選。
オシム監督は来月3日から5日にかけて短期合宿を行うプランを掲げ、
年明けは1月15日ごろに代表選手招集し、同下旬に国際親善試合2試合を
戦ったあとで同予選へと向かう計画だった。
オシム監督の治療が長引くようなら、日本協会は後任監督の選任を迫られる。
川淵キャプテンは最近「いつかは(現アーセナル監督の)ベンゲル氏を」と明かしたことがあるが、
この時期に外国からの招へいは容易ではなく、候補には98年フランスW杯で
日本代表監督を務めた現日本協会特命理事の岡田武史氏(51)、
96年アトランタ五輪で日本を率いた現G大阪監督の西野朗氏(52)らの名が挙がる。
また日本協会は現浦和監督のホルガー・オジェック氏(59)の手腕も以前から評価しているが、
ともに現在の立場から考えても難しい。
オシム監督が推進してきた「人もボールも動くサッカー」が寸断されれば影響は甚大。
ユーゴスラビア代表監督時代の教え子、ドラガン・ストイコビッチ氏(42)は
来季J1名古屋監督に就任が濃厚だが、オシム路線を引き継ぐのに適役とはいえる。
予選第1戦が行われる2月6日まで、3カ月を切っている。
日本協会はオシム監督の回復を祈りつつ、後任も視野に入れなければならない事態となった。
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