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サッカー前日本代表監督のジーコ氏が今年2月、茨城県高萩市にある広域通信・単位制の
ウィザス高校のスーパーアドバイザーとして就任し、10月には同氏が運営する
ジーコサッカーセンター(ブラジル・リオデジャネイロ)と同校が業務提携することで合意した。
ジーコ氏は学校運営へのアドバイスのほか、創部1年目のサッカー部を来日の際に
直接指導するなど、支援していく方針だ。
ウィザス高は2005年4月、高萩市が構造改革特区の認定を受けたことで開校。
現在、全国各地から約4500人の生徒が在籍している。不登校や中退を経験した生徒に
とって再チャレンジできる教育の場でもある。
サッカー部は4月に発足。監督には協会公認S級コーチの熊田喜則氏(46)が就任し、
7月に株式会社立高校として初めて全国高校体育連盟に加盟した。部員は1、2年生を中心に
まだ13人しかいないが、通信制のため日中に多くの練習時間を割けるのが特徴だ。
福島県いわき市出身の1年生、吉田凌君(16)は「サッカーに集中できる環境にあるので、
技術を磨いてプロを目指したい」と意気込む。
部員の中には他校を中退した生徒もいる。生駒富男理事長は「ジーコも苦難を経験した
生徒の力になるために協力してくれた。サッカー部の活躍を通じて、全国の生徒にも元気を
与えられたらうれしい」と話す。熊田監督も「簡単にあきらめてはいけないことを教えたい」
と熱を込めた。
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