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騒動起こしたサポーターに処分
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サッカーＪ１のアルビレックス新潟は８日、新潟市中央区の東北電力ビッグスワンで４日に行われたＪ２サガン鳥栖との天皇杯４回戦後、敗戦に怒った一部サポーターが新潟のチームバスを取り囲み、
物を投げたり、サイドミラーを壊すなどした問題で、こうした行為を行ったと特定できた男性サポーター１人に、アウエーゲームを含む新潟戦への入場禁止処分を行う方針を明らかにした。
新潟がサポーターに入場禁止の措置をとるのは初めて。10日のホームゲームから適用され、期間については９日にこの男性から事情を聴いた上で決めるとしている。そのほかの実行者についても特定を進め、事実関係が明らかになり次第、処分する方針。
クラブ側は、クラブが定めた禁止行為に当たる今回の騒動を重視。違反者への処分のほか、観戦ルールの強化や警備員をより適正に配置することなどを検討している。
また、当日の天皇杯を主管していた県サッカー協会からは注意勧告書が届いており、20日までに報告書を提出する予定。
アルビレックス新潟の田村貢常務取締役は「選手を守るという意味でもこういうことはあってはならないし、そのほかのサポーターにも申し訳ない」と話している。