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日本テレビが、今年の大みそか夜の特別番組の総合司会に、
元NHKアナウンサーの宮本隆治アナ(57)の起用を検討していることが6日、分かった。
NHKの看板だった宮本アナは95年から00年までの6年間、紅白歌合戦の総合司会を務めた。
今年4月からフリーに転向。いきなり、打倒紅白歌合戦の切り札として、大舞台に立つことになりそうだ。
宮本アナは紅白歌合戦の総合司会として、98年は平均視聴率57・2%という高視聴率に貢献し、
00年の48・4%以外は、すべて50%オーバーと安定した数字を残した。「のど自慢」の
司会も務めたほか、中高年の根強いファンが多い。
フリーに転向後、日本テレビ系バラエティー「週刊オリラジ経済白書」の司会を務め、
NHK時代には見せなかったキャラクターを披露し、若者の人気も得ている。同局は、
幅広い世代のファンを持つ点に注目したようだ。
関係者によると、同局の紅白裏番組の放送枠は、12月31日の夜から08年1月1日の
夜まで。毎年夏の「24時間テレビ」の年末年始バージョンという形を考えているという。
同局は来年、開局55周年を迎える。大みそかを前夜祭のように盛り上げ、メモリアルイヤーに
つなげる意向のようだ。番組内容については、人気レギュラー番組のスペシャル番組などで
つなぐという声もあるが、詳細は検討中。宮本アナは、年末年始版「24時間テレビ」の
総合司会といった位置づけで登場することになりそうだ。
[2007年11月7日9時21分 紙面から]
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