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08年北京五輪アジア最終予選ベトナム戦(17日、ハノイ)、サウジアラビア戦(21日、国立)に
向けたU―22日本代表の強化合宿が6日、スタートした。五輪切符獲得には2連勝は
もちろん得失点差も重要となる状況で、反町康治監督(43)は過去に1度も試したことのない
4トップ気味の布陣をテスト。戦術練習の最後にはフィールド選手を11人にする2―4―5の
システムを敷くなど、まさかの“ヤケクソ合宿”の様相を呈してきた。
目を疑うような光景がピッチ上で展開された。戦術練習の締めくくりで、水色のビブスを
着けた主力組のフィールド選手が11人になった。試合ではあり得ない2―4―5の布陣。
前線には梅崎、興梠、平山、岡崎、李が並んだ。パワープレーの意識を植え付ける狙いが
あったとみられるが、反町監督は練習の意図やポイントについて「コメントできない」を連発。
「井原のパフォーマンスが良かったのが計算外」と人数合わせで練習に加わった
井原コーチを褒めて報道陣の質問をけむに巻いた。
最後の5トップを除くと、戦術練習では主に攻撃的MF、サイドバックを高い位置に上げた
2―4―4のような布陣が敷かれた。U―22日本代表は最終予選4試合を終えて
首位カタールと勝ち点、得失点差で並ぶが、総得点で劣り2位。ベトナム戦、サウジアラビア戦では
連勝はもちろん、大量得点が求められるだけに、超攻撃的なスタイルをテストした形だ。
(中略)
合宿初日は“ヤケクソ”とも取られかねない練習内容となったが、指揮官は
「最初から最終戦までもつれると思っていたし、自信は失っていない。自信をなくしていたら
(監督を)やっていない」と強気な姿勢を崩さなかった。崖っ縁に立たされた状況で周囲を
納得させるには、合宿最終日の7日に予定されている順大との練習試合で、内容と結果の
伴ったゲームを展開するしかない。
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