07/11/06 21:06:27 0
緊張と歓喜。その二つの極限を日本一を決めた1日のゲームで味わいました。
グラウンドにさえ出たくないほどビビッタのは7回終了後のバック転。
その前の7回表が終わったとき、「燃えろドラゴンズ」の合唱タイムにグラウンドに出たんだけど、
スタンドからのものすごい声援に、まずビビビッときたんです。明らかにいつもとは違う雰囲気。
その時点でボクの緊張も沸点に。もうチビリそうで、それが終わると思わずトイレに駆け込んだほどでした。
そしてバック転。お客さんから「ドアラ！ドアラ！！」の大合唱。足がブルブル震えてました。
本音を言えば、バック転をしたくなかったんです。
1-0のゲーム展開に、山井さんが完全投球を続けていたでしょ。そこで、もしボクが失敗したら…。
そう考えると、足が進まなかったんです。それでも何とか成功。
ホッとして、力が抜けちゃいましたよ。
歓喜の極限は、もちろん、胴上げそして祝勝会。
落合監督の胴上げをすぐ横で見届けました。
場内一周のときには平沼さんに肩車されて、チョーカンドーしました。
ビールかけは昨年のリーグ優勝に続いて、ボク自身は2回目。
今でもビールが体に染みこんでいるくらい、たっぷり浴びました。
20分でしたが、この1年が凝縮された濃密な時間でした。
選手のみなさんも、自主トレからキャンプそして公式戦-。
そこで流した汗がそのままビールに変わって流れたという感じじゃなかったかなって思います。
今週はアジアチャンピオンを目指した戦い。もちろん、東京ドームへ出撃しますよ。
ボクにとっては初の“国際舞台”。名古屋にドアラあり、を中国、韓国そして台湾にむけて
ばっちりアピールしてきますね。
※ソース
中日スポーツ 11月6日第2面「ドアラのつぶやき」より