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巨人の宮崎秋季キャンプにテスト参加するアンディ・シビーロ投手（３１）
＝メキシコリーグ・ティファナ＝が４日に来日、キャンプ地の宮崎に入った。
身長はなんと２メートル０１。入団が決まれば、１９５５－５９年に巨人に在籍した
ジャイアント馬場（本名・馬場正平）に次ぐＧ長身右腕となる。
まあ、デカイ。規格外だ。少年ファンが記念撮影をお願いしたが、
シビーロは腰をかがめてもカメラのファインダーに収まらなかった。
「ババ？ 知らないな。オレが巨人で２番目に高いのか。実は巨人のこともよく知らないんだ」
身長は２メートル０１。巨人の右腕ではあのジャイアント馬場（プロ野球時は２メートル０３）に次ぐ
“巨人”だ。自己申告ＭＡＸ１００マイル（約１６１キロ）でチェンジアップ、スライダーも駆使し、
オーバーハンドで投げ下ろす。
もっとも、その実力は未知数。９８年のプロ入り以来、１０年間でいまだメジャーデビューを
果たしていない。近年は所属チームでクローザーを務めており、本物と証明されれば
先発復帰を望む上原に代わる「新守護神」に指名される可能性もあるが…。
ビデオなどの資料がなく、尾花投手総合コーチは「テスト生でろくな選手がきたことはないよ。
まあ、見てからのお楽しみだね」と笑いながらも、興味を示した。シビーロはさっそく５日に
始動。キャンプ終盤に予定されている西武、ソフトバンクとの練習試合が最終試験となる。
「ずいぶん実戦から遠ざかっているからシーズン中と同じとはいかないけれど、
慣れればすぐにいいものが出せるよ」
合格すればチーム史上４人目の２メートル超投手。謎の“巨人”がベールを脱ぐ。
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