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松井新生ヤ軍の大黒柱だ！ジラルディ新監督正式就任
「努力、責任、規律」どれも２人に共通
ヤンキースは３０日、マーリンズ前監督のジョー・ジラルディ氏（４３）が新監督に就任すると発表した。
契約は３年で年俸２００万ドル（２億３０００万円）。チームは主砲Ａロッドの退団が確定的で、リベラ、
ポサダらベテランもＦＡを申請するなど動向が注目されており、来季６年目を迎える松井秀喜外野手が
核になる見込みだ。
「誰もが私の監督就任に驚いたと思う。光栄に思い、興奮している。私はジョー・トーリにはなれない。
違うキャラクターだ。だが、全力を尽くしたい」
新監督に決まったジラルディ氏はそう語り、Ａロッドの退団については、「５４本塁打と１５０打点以上が
なくなるわけだが、後ろを振り向いてばかりではいけない」と話した。
現役時代は捕手で、ヤンキースでは３度ワールドシリーズ制覇を経験。引退後の２００５年にトーリ前監督の
もとでベンチコーチを務めた。０６年にマーリンズ監督に就任、主力を大量放出して若返りを図ったチームを
終盤までプレーオフ争いに導き、ナ・リーグ最優秀監督に輝いたが、オーナーとの確執で解任された。
いまや中堅となった松井秀喜外野手への影響について、作家のロバート・ホワイティング氏は、同氏が
０７年にヤンキース傘下のケーブルテレビ局「ＹＥＳ」で解説していたことを踏まえ、「間違いなく（松井に）
高い評価を与えている。解説で彼が松井を批判したのを聞いた記憶がない」と前置きして、こう言う。
「来季のヤンキースはベテランから若手への移行期。ジラルディはベテランより若手を好んで起用する。
しかし、年間１００打点をコンスタントにあげられる選手はそういない。Ａロッドがいなくなり、ジアンビが
不振の今、松井の存在はますます大きくなる」
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ZAKZAK 2007/10/31
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松井の力が来季の新生ヤンキースの命運を握ることになる
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