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J1名古屋が計画していたドラガン・ストイコビッチ氏(42)=前レッドスター・ベオグラード会長=
の来季監督招へいが消滅したことが29日、発覚した。クラブ内の方針が一本化できず、
クラブ史上最高のカリスマ起用に失敗。実績の乏しいアシスタントコーチのドワイト・
ローデヴェーヘス氏(50)の昇格が有力となる異常事態に発展した。
今季13位に低迷する名古屋が来季の復権を懸けた一大プロジェクト「ピクシー招へい計画」が、
土壇場で頓挫したことが明らかになった。
来季契約更新のオファーを固辞し、今季限りでの引退を表明したセフ・フェルホーセン監督(60)の
後任として、名古屋は94年から8シーズン在籍したストイコビッチ氏に監督就任のオファーを
出していた。現役時代に「妖精」と呼ばれた天才は、オファー受諾直後にレッドスター会長の座を
辞任し、パリで静養中。次期監督就任が確実視されていたが、水面下では風雲急を告げていた。
J1通算184試合出場57得点で、95、99年に天皇杯優勝をもたらした黄金時代再来を願う
名古屋側は、絶大なカリスマ性を誇るピクシー政権樹立を再建策の切り札に熱望。
だが名古屋関係者によると、クラブ内の勢力争いで一本化できなかった。同氏はコーチング
ライセンスを保有しておらず、GM職就任も希望していたというが、名古屋の松岡和良取締役が
招へいに難色を示したため、計画は頓挫。同氏サイドには、すでに悲報は伝わっているという。
妖精の代役には、フェルフォーセン監督の補佐役を務めていたコーチのドワイト氏の昇格が
確定的となった。ドワイト氏はオランダ1部ヘーレンフェーンなどで監督経験はあるが、実績は
極めて乏しく、指導力は未知数。来季の復権を懸けるには心もとない人選と言える。
すでに名古屋は昨季得点王の浦和FWワシントン(32)に年俸3億円オファーを提示し、
固辞された経緯もある。93年のJ初年度からリーグVがないグランパスが、早くも08年
シーズンも窮地に立たされた。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
名古屋のドワイトコーチ(左)とフェルフォーセン監督
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