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08年北京五輪への一里塚、アジア予選決勝リーグ(12月1-3日・台湾)の
最終メンバーに残ったオリックス・加藤大輔投手(27)が、同学年の
阪神・藤川球児投手への挑戦を明らかにした。オリックスナインは個々のワザで
野球ファンを魅了するしかない。いまだワールドシリーズに出場経験のない
マリナーズのイチローがこう語っている。
「チームのために頑張ると言う前にプロなら個々の技術を磨くことが最も大切。
スペシャリストが集まればチームは強くなる。まずは個人。個人の自覚が必要だ」
“イチロー主義”に加藤大も共鳴する。
「たとえチームが負けようとも“きょうのイチローは-”と常にマスコミの話題になる。
イチローさんのような選手になるのが夢。そのためにはストッパーとして
日本一の存在になりたい」
今季の加藤大は63試合に登板、3勝4敗26S(リーグ4位)。
ライバル球児は71試合、5勝5敗46S(最多セーブ)。この成績面の開きも
加藤大はこう分析する。
「彼は優勝争いや昨年のWBCなど極限の試合を経験し、それが血となり骨となっている。
ボクも彼に匹敵する速球(自己最速156キロ)が投げられる。今回のアジア予選で
日本の超一流の選手にまじり、厳しい経験を積めば何かをつかめると思う。
今は球児に離されているが、まだまだ野球人生は長い。これからが勝負と思っている」
個性派の少ないオリックスにあって加藤大の主張はチームに一石を投げかけそう。
イチロー語録にあるように、個々の選手が自らのベストを尽くすことが、弱小チームの
改革につながるからだ。
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