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巨人・阿部慎之助捕手(28)が08年北京五輪出場をかけたアジア予選決勝リーグ
(12月1-3日、台湾)に出場するため、持病の蓄のう症の手術を回避することが23日、
分かった。巨人の主将は自らの体を犠牲にしても、日本代表のために全力を尽くす。
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強い決意の表れだ。星野ジャパンの女房役として期待される阿部が手術を回避する。
「本当は(手術を)やりたいんですけれどね。でも、代表に呼ばれているので時間も
ありませんし、また来年です」
長年にわたり蓄のう症に悩まされてきた阿部。鼻やのど周辺が体質的に弱く、へんとう腺
摘出の手術を受けたこともあるが、症状は重くなってきている。蓄のう症を発症すると鼻の
通りが悪くなり、鼻水が出続ける。頭痛や発熱を引き起こすこともあり、プレーに集中
しきれないこともあった。中日に3連敗したクライマックスシリーズ中も、蓄のう症で体調は
万全ではなかった。
これまで症状が出たときには薬を飲んで抑えてきたが、完治させるためには手術が
必要だった。だが、今月末からは日本代表の練習が始まる。予選終了後に手術したのでは
来季へ向けて出遅れてしまう。悩んだあげく、手術を来オフ以降に延期することに決めた。
「選んでいただいた以上は、今持っている自分の力をすべて出したい。国を挙げて行くの
だからモチベーションだけはしっかりしていきたい」と代表への思いを語っている阿部。
開幕から主将として巨人を支え、引っ張ってきた。左足内転筋などの故障も抱えるが、
闘将・星野監督の下、最後まで熱く戦い抜くつもりだ。
ソース:SANSPO.COM
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