07/10/24 11:22:21 0
ヤンキースが、今オフにFA権を取得した中日・岩瀬仁紀投手(32)の獲得に動いていることが23日、明らかになった。
8年ぶりの世界一奪回に向け、左腕の救援投手は来季の補強ポイントの1つ。
今季、ライバルのレッドソックスは岡島秀樹投手(31)の獲得がリーグ制覇の大きな要因と言われており、
ヤ軍もそれに対抗するように日本球界No・1守護神に狙いを定めた。
名将トーリ監督の退団が決まり、来季、新体制でスタートを切るヤンキース。今オフは大型補強に動くことは確実で、
米国内だけでなく、日本のFA市場にも目を向けている。
ターゲットは、今季、日本プロ野球史上初の3年連続40セーブ以上をマークした中日不動の守護神・岩瀬だ。
ある米球界関係者は「ヤンキースはシーズン中から岩瀬をずっとマークしている。
メジャーのFAを含めてもリリーフ投手ではトップリストに挙げている」と明かす。
日本シリーズ進出を決めたクライマックス・シリーズ(CS)でも4セーブをマークした左腕には、
メジャーの複数球団が調査を継続。その中でも最も高い関心を示しているのがヤ軍という。
今季、ヤ軍は94勝68敗でア・リーグ東地区2位に終わり、地区10連覇を逃した。
ワイルドカードで13年連続のプレーオフ進出を果たしたものの、地区シリーズではインディアンスに敗退。
ワールドシリーズ進出を決めた宿敵レッドソックスとの大きな差を露呈したのが、救援陣だった。
特に左腕は37歳ビローンと新人ヘンの2人だけで、いずれも“敗戦処理”。
来季は左のセットアッパー獲得が急務となっている。
その背景にはレ軍・岡島の大活躍がある。昨年オフ、米国では全く無名だった左腕と2年契約。
今季は66試合に登板し、3勝2敗5セーブ、防御率2・22と、首脳陣の予想をはるかに上回る大車輪の働きを見せた。
ヤ軍にとっては、同じ1年目の井川がわずか2勝に終わった“失敗例”はあるが、日本人の救援投手が通用することは、
ドジャース・斎藤、レンジャーズ・大塚らも証明済み。
ヤ軍は抑えのリベラの衰えが顕著で、通算157セーブの実績がある岩瀬はうってつけの存在と言える。
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