07/10/22 06:30:00 0
「ミスターレッズ」と呼ばれた元日本代表FW福田正博氏(40)が来季、古巣・浦和の
コーチングスタッフに入閣することが21日、明らかになった。
福田氏は今年6月、日本サッカー協会公認S級ライセンスを取得。来季続投となる
ホルガー・オジェック監督(59)と師弟関係にあり、絶大なカリスマ性を生かし、
選手とのパイプ役に期待されている。
「ミスターレッズ」が浦和に帰ってくる。
関係者によると、現在リーグ戦とACLの2冠達成を狙う浦和は、オジェック監督の
来季続投の方針を固め、水面下で第2次オジェック政権2年目の組閣に着手した。
アジア制覇と世界進出を果たすため、コーチングスタッフを一層強化することが狙い。
1989年の浦和の前身に当たる三菱重工サッカー部入団から2002年の引退まで、
浦和一筋を貫いた“ゲットゴール”を招へいすることを決めた。トップチームのコーチに
就任することが濃厚だ。
現役時代、J1通算216試合出場、91得点を重ねた福田氏は、オジェック監督と
師弟関係にあり、全幅の信頼を寄せられている。第1次オジェック政権となった
95年に徹底指導を受け、日本人初のJリーグ年間得点王に輝いた。
カナダ代表を率いた03年、オジェック氏は福田氏引退試合で来日し、レッズ選抜
チームの監督も務めたほど。
福田氏は今年5月にJFAのS級ライセンス取得直前にも研修先に浦和を選んだ。
オジェック監督は起用方針や練習方法などの違いから、FWワシントン、MF小野伸二
らとの確執が浮上したが、絶大な実績とカリスマ性を誇る福田氏が入閣した場合には、
個性派集団との最高のパイプ役として期待される。
日本サッカー協会公認の「アンバサダー」として、普及活動にいそしむ傍ら、テレビ朝日
「報道ステーション」などで解説者としても人気の福田氏だが、解説者としての
来季契約延長をしない方針を伝えており、浦和復帰には障害はない。
クラブ幹部が次代の監督候補としても期待を寄せる福田氏が、常勝軍団を更に引き締める。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)